大きな合板をまっすぐ切るために直線ガイド
多くの DIYer が最初に手に入れる工具の1つ。それがマルノコです。もちろん私も持っています。
マルノコはその構造からだいたいまっすぐ切り進めることができますが、長い材をまっすぐ切断しようとすると難しいです。
例えば大きな合板をまっすぐ切ろうと思うと直線ガイドがあると便利です。
合板を使った大きめの収納棚を作りたいのですが、簡単に合板を切断できるように直線ガイドを作ってみようと思います。
マルノコ直線ガイド
マルノコのベース部分をガイドとなる直線ガイド部分に押しつけて切断すると、ガイドの直線の通りに切断できるという仕組みです。
基本的な作りはベースとなる合板にガイドとなるまっすぐな材を貼り付けるだけです。ガイドに沿ってマルノコを動かせばその通りに切断が可能になります。
今回作るのはアルミフレームをガイドとして利用します。ベースとなる合板は12mm厚の針葉樹合板 900mmx300mm くらいのサイズです。
材料
- 針葉樹合板 910mmx300mm
- アルミフレーム 900mm
- L字金具
- ボルトとナット、ナットホルダー
アルミフレームはNICというメーカーのものを使用しました。通販で購入しました。
制作
基本的には合板にガイドとなる直線材をくっつけるだけなので簡単です。
まずは合板にガイドをとなるアルミフレームを固定します。固定にはL字金具を使用します。
アルミフレームとFA装置のNIC|エヌアイシ・オートテック(株)
アルミフレームはNICというメーカーのものを使用しました。通販で購入しました。
アルミフレームは2面が溝になっていて、専用のホルダーを使ってナットを埋め込むことができます。
ここにL字金具をボルトで固定します。
基本的にガイドと平行な直線で切断できるので直角は気にしなくてもいいですが、一応直角に固定してアルミフレームをビスで固定しました。
アルミフレームにマルノコを沿わせたときに刃が合板からはみ出ない程度の位置に、またマルノコが乗る反対側にあるていど手を置いて抑えられる位置に固定します。
固定できたらアルミフレームに沿ってマルノコで余計な合板部分を切断します。
ここまでできたらもう完成なんですが、せっかくなので蜜蝋クリームを塗ってみます。一応マルノコのベースの滑りをよくするという目的もあります。
塗った後によく拭き取ったら完成です!
使い方
まずは切りたい材に線を引き、そこに直線ガイドの合板を合わせて固定します。
あとはマルノコをガイドに沿って切るだけです。
以上!